【鬼灯】姿が特徴的|お盆にお供えしたくなる植物|ほおずき/ホオズキの栽培

植物

幼い頃の思い出が詰まった個性的な植物

2024/12/02

フリーマーケットで購入した小さな苗

以前、暮らしていた家の庭で育てていた、ほおずきがあり毎年お盆やお彼岸にお供えをすると仏壇は賑やかに季節感を感じられるのもあり、また育てたいと思っていたけれど、ほおずきの苗はあまり見かけることがなくフリーマーケットでお手頃価格で販売していた小さな苗を購入しました。

苗と言っても届いた商品を見て、衝撃を受けることに。

惣菜売り場にある天ぷらなどを入れる透明のパックに、ほおずきの根の部分がティッシュペーパーに水を含ませた銀紙ホイルに包まれて、パックはセロテープで止めて半開き状態でポストに投函されて届いていたのを見て、初めての状況によく無事で届いたんだなとびっくりしました。

出品者の方はとても対応が良く、ほおずきの育て方を教えてくださいました。

この梱包方法、発送方法は後になって「そういう事だったんだぁ」と気づくまで知りませんでした。

この発送方法は郵便局の「第四種郵便物」に該当する、通常の定型郵便やゆうパックよりも、とても安く送れるのが特徴

第三種郵便物・第四種郵便物

特定の条件を満たす内容物に限られる発送方法

ネットオークションやフリーマーケットでは普通の宅配便より安く送れることから利用されることが多く、しかも梱包スタイルの自由度が高い。ポット苗に入れたまま送れたりするそうです。

なぜ安く発送できるのか

公共性や福祉性の高い特定の品物を送るときに、送料を抑えることで、学業や文化に資するものに関しては国民の利用を進めるために安くなっているそうです。

送れる物

参考:第三種・第四種郵便物|日本郵便局
第四種郵便物で植物の発送するには

植物を送る際の梱包は、中身が確認できるようにし、植物が傷まないようにすることが重要

  • 中身が確認できるようにする
    • 郵便の窓口で中身を確認してもらう
    • 中身が見えるように梱包する
    • 透明な容器や袋を利用する
    • 窓付き封筒など
  • 植物の保護
    • フードパックやペットボトルなど透明で防水性と植物が潰れないように送れる

郵便物が第四種郵便物であることを示すために、「植物種子等郵便物」または「第四種郵便物」赤字で記載する必要があります。記載場所は宛名が書かれている場所の近くに、目立つように赤字で記載。

お惣菜パック(フードパック)も驚いたけれど、ペットボトルが利用できることに、苗など送るのにとっても便利だなと思いました。

ただ、この発送方法には補償がないので大変リスクも伴いそうです。

追跡もありませんし、日時指定もできないので、届くのか届いてくれるのか双方とも心配になりそうです。

ですが、余程のことがない限り無事届くのだろうなと思います。

この郵便物の基本思想がわかり安心しました。

ホオズキ

赤い提灯のような形の実が特徴

お盆の時期に仏壇や精霊棚に飾られることが多く、ご先祖様や精霊を導く道しるべとされている。また、魔除けの意味合いもあり、悪い運気を追い払い、良い運を招き入れると信じられ魔除けとして玄関に飾られることもあるナス科の植物。

  • 学名:Physalis alkekengi
  • 科/属:ナス科ホウズキ属 多年草
  • 和名/別名:酸漿(サンショウ)鬼灯(ホオズキ) 灯籠草(トウロウソウ)輝血(カガチ)赤輝血(アカカガチ)奴加豆支(ヌカヅキ)
    • 奴加豆支(ヌカヅキ)は平安時代に使われていた名前
  • 開花期:6〜7月にクリーム、淡い黄色がかった白い花が咲く。
2025/06/06
  • 草丈:50~100cm
    • 一般的なホオズキ:品種によっては1mを超えるものがある
    • 丹波大実ホオズキ:大型品種、100cm
    • サンズンホオズキ:小型品種、15~20cm
      • 小さなホオズキで実付きが良く、ベランダや室内など鉢植えで育てやすい
    • フルーツホオズキ:80cm
    • 食用ホオズキ:品種によって、150cm

お供え

2024/07/13
2025/07/16
2025/07/16

去年に続き今年も、たくさんのホオズキが実りました。

8月の、お盆にはホオズキが暑さなのか毎年7月の方が葉っぱも実も綺麗です。

8月になると管理不足もあり実が小さくなってしまったりしますが、7月の新盆にお供えすることができました。

手作りの精霊午と精霊牛

8月の13日に庭から、お供えする花を摘みに出たものの、なかなか花がなく葉っぱだけだけど、キク(菊)とノウゼンカズラ(凌霄花)とナツズイセン(夏水仙)とヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)を摘んできました。

2025/08/13

去年の満開になったナツズイセン

開花したナツズイセン

8月が見頃のナツズイセン

花が無い中、蕾だったナツズイセンが開花しました。

ホウズキの根の対処に使った物

根が地下茎が増えて伸びすぎていかないように、代用として使用することがなかった床下収納庫を利用して植え付けました。

2025/08/08
2025/08/08

白く見える枠が床下収納庫になります。

だいぶ深さがあり穴を掘り、掘った穴に砂利を敷き詰めその上に電動ドライバーの穴あけ用ドリルのビットに変え四隅と真ん中に三か所くらい水はけ用の穴を開け使用することにしました。

図ⓑのように底がしっかりして、線の箇所を外して穴あけを施しました。

イメージ図

穴あけは思ったより簡単に開けることができ、床下収納庫の中底にも水はけを良くするため砂利を図Ⓐのように、敷き詰めてから土を入れて植え付けていきました。

難点な理由

この床下収納庫は、わが家に2つもあり、しかもキッチンをリノベーションした時には使用することはしませんでした。

というのも、以前暮らしていた家のキッチンに同じ床下収納庫が設置されていたけれど、使っていたのは初めうちだけでした。

設置されていた場所が使い辛いこともあったのと、開ける蓋も重く深さもあり底や周辺の掃除も大変でした。

設置されていた場所は、勝手口のすぐ側、ガスコンロに立つ位置、ゴミ置き場の傍と常に踏み付けてしまう場所で、特に勝手口の上がり小口で当時、犬を飼っており庭へ出る時や散歩へ出かける時に、汚れた手足を拭いたりするので砂が床下収納庫の扉の隙間に入り込みジャリジャリと音がなり、歩くたびガタガタ音も気になるのでマットを敷いて使うことはなくなってしまいました。

ちなみに上記図面の「花壇」部分に、ほおずきを植えて育てていました。

花言葉・誕生花

  • 心の平安
  • 自然美
  • 偽り
  • ごまかし
  • 私を誘って

コメント

侑記子

空き家探しの末、築90年越えの古民家へ2021年11月引っ越しをしました。
ブログは以前より名前を変更して一から作り直して荒れた庭の手入れの様子やdiyなど投稿しています。ブログとSNSがきっかけでYouTubeチャンネルも開設しました。動画と一緒に楽しんでいただけらうれしいです。

侑記子をフォローする
タイトルとURLをコピーしました