【パイオニア植物】境界線を越えて斜めに育っていた謎の木

garden

全て掘り起こすことに

境界ブロックを斜めに越えて生える謎の木

2023/01/11

根と絡んでいた管

掘り起こしていくと

どこから繋いでいるのか

おそらく、東南に位置する雨樋の雨水枡だったのかなと……

お隣さんからの……ではないと思うけれど

というのも、もともと300坪ほどあった土地を親族の方に分筆されたと記されていた。

けれど、引っ越して間もなく境界を分かりやすく境界ブロックを設置する工事が行われて、大きな重機が入り深く掘り起こしていたので管があったら取り外すと思うので、それらしき事がなかったので、敷地内だけですが残っているこの管は処分することなく(できずに)今でもそのままになっています。

2023/03/16

謎だった木の正体

あまり樹木は詳しくなく

この木が何の木か

初めて引っ越してきて荒れていた庭を散策してこの斜めに育っていた木は、11月だったので、葉っぱが落ちた後だったこととすぐに寒い冬が訪れ、大雪になっていたこともあり。

家の中の作業に追われていたので、なかなか庭の木まで手入れができずに離れて遠目から、境界ブロックをだいぶはみ出ていたし斜めになっていたのも不思議でした。

初めは、ハナミズキ?

でもハナミズキは以前暮らしていた家の庭木のシンボルツリーとして知っていたので、花が咲かないので違うなぁと思い

ハナミズキに似た遅れて花が咲くヤマボウシかも?と思ったけれど、夏になって花が咲かなかったので違うなぁと思い

ずっと何の木?なんだろうと気になる木(笑)状態でした。

アカメガシワ(赤芽柏)

でした(*^^*)

斜めになった理由

この、アカメガシワ

ものすごく成長が早い

しかも、至るところに芽を出し庭中に生えてきていてその度、引っこ抜いています。

パイオニア植物(先駆植物)

しかも、このアカメガシワはパイオニア植物にも該当されていて

初めてパイオニア植物というのを知りました。


パイオニア種、先駆種とは、厳しい環境に強い特徴があり最初に定着したり、生態系遷移の一環として、生物多様性に富む定常生態系が破壊された場所に再び生息したりする、回復力のある種

特徴
  • 厳しい環境への適応力  乾燥や栄養不足、強い光など他の植物が育ちにくい環境でも生育できる
  • 成長の早さ  遷移の最初の段階で、他の植物より早く成長し、不毛な土地や荒れ地を覆うように広がることが多い
  • 種子  種子が小さく、たくさんばらまいて、風で運ばれやすい
  • 遷移の役割  荒れ地を覆うことで土壌を安定させて他の植物が育つための環境を整える、土壌の栄養状態を改善する

パイオニア植物の代表例

パイオニア植物種
  • 草本植物(そうほんしょくぶつ)/草本類=草 ススキ、イタドリ、ハマニンニク(テンキグサ)、コウボウムギ
  • 木本植物(もくほんしょくぶつ)/樹木 ヤシャブシ、ハンノキ、アカマツ、ネムノキ、シラカバ、ヌルデ、アカメガシワ
  • 地衣類、コケ植物 ウメノキゴケ、ナミガタウメノキゴケ
    • 葉状地衣類:葉のような形をしている キウメノキゴケ、マツゲゴケ、カブトゴケ
    • 樹枝状地衣類:枝のように樹状に伸びている ハナゴケ、サルオガセ
    • 固着地衣類:岩や木の幹などに、ぴったりと張り付いている チャシブゴケ、モジゴケ

真っ直ぐに移植

かなり背の高い木です。

数本ありましたが、根同士が絡んで取れない木や二股に別れた木で一本に仕立てるには難しい木など、唯一この植え替えた木だけがスっと木姿が綺麗でした。

2025/6/30 19時 キッチンの窓から

2025/07/14

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